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またゴミが落ちてきた

早くも、閉鎖されたごみ処理場と化したこのブログだけれども、書いている人間はちゃんと生きていて、むしろゴミがここに流れ着かなかったここ半年は、リアルが非常に充実していて、廃棄物など生じないクリーンで地球にやさしい期間だったのだと思う。

 

仕事もそれなりにうまくいき、上司の評価も上々でちゃんと金につながり、趣味にも没頭できる時間と心のゆとりもあって、とまあ幸せな時間だった。

 

 

それが、3月も末になり、仕事が急に滞り、いつものルーティンワークが上手くいかず、つまらないことが引っかかり、どうでもよいことで躓き

ここまでは自分の都合でどうとでもなることだったんだけれども

 

 

止めの鉄槌を下すかのように

 

大好きな先輩が自殺した。

 

 

泣く、とか怒る、とかでもなく

ただただ無気力

 

前が急に見えなくなった。

 

なんだったんだろうか、今までやってきたことは。

一緒に目指してきた目標とは、命を懸けてまで

やりたいことだったのか。

 

悶々とする中

 

周りの人間は

 

「故人の遺志を継いで

 

私たちでやり抜きましょう」

 

なぞとほざく。

 

「故人の分まで

 

笑って生きましょう」

 

などとぬかす。

 

 

代表して口を開くな。

 

もちろん死の衝撃から立ち直るための、できる限りのサポートはする。

必要とあらば、どんなことでもする。

 

でも故人の意思を、遺志を

想像や憶測はできるかもしれないが

勝手に代弁して、正当化するのはやめてくれ。

 

 

みんなで慰めあって薄めあう行為が苦手なのは認める。

 

ただただ

死を綺麗に纏めようとするのが嫌いなのだ。

 

そんなものまとまらないし

消化できないし

 

このブログに書いたって

焼却処分でかやしない。

 

でも

捨てる場所は

やっぱりここしかない。

 

 

収集車が来るまでしばらくは放置。